倒産・動向記事2006/12/07(木) 代々木アニメーション学院運営
株式会社代々木ライブ・アニメイション
民事再生法の適用を申請
負債22億円
TDB企業コード:982901055
「東京」 (株)代々木ライブ・アニメイション(資本金4000万円、東京都渋谷区代々木1-57-3、代表石川良一氏、従業員40名)は、
12月6日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。
申請代理人は原田敬三弁護士(東京都千代田区飯田橋4-9-5、03-3511-5748)ほか。監督委員は伊藤尚弁護士
(東京都中央区八重洲2-8-7、03-3273-7730)。
申請代理人は原田敬三弁護士(東京都千代田区飯田橋4-9-5、03-3511-5748)ほか。監督委員は伊藤尚弁護士
(東京都中央区八重洲2-8-7、03-3273-7730)。
当社は、1978年(昭和53年)5月に設立された。アニメ専門学校「代々木アニメーション学院」の運営を手がけ、東京本部校のほか、
大阪校、名古屋校、アキバ校など全国に13校展開し、約6000名の生徒を有していた。
多数の卒業生を輩出する歴史と実績を誇る業界の大手で、主力のアニメ学部のほか、映像学部、ゲーム・クリエイター学部、
芸能学部などを擁してクリエイターを育成し、98年4月期には年収入高約77億円を計上していた。
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/2239.html
その3日前。
12/4付の代々木アニメーション学院代表取締役就任の御挨拶(前略)
代々木アニメーション学院とは学生寮運営管理等で長年お付き合いする上で、その経営戦略に甚だ疑問を感じておりました。同時に、怒りさえ覚えておりました。
元来、バブルの遺産であるかのごとくの経営体質は信じられませんでした。
学費や経費など金銭の動きも分からない不透明な経営、同時に長く代々木アニメーション学院に触れていく中、学生の楽しそうな笑顔、ひたむきな向上心やその熱意が私の心に改革を決意させました。
今までの独りよがりな視野の狭い経営では、学生・保護者様・教職員しいては代々木アニメーション学院そのものを守ることも出来ません。
(後略)
「すっキリッ、プロへの道」
「二兎を追うものは二兎を得る」というCMでおなじみのYAG。
就職率は2002年以降毎年100%越え(17年3月卒業生:122.4%)、しかも去年から万が一は就職できなくても同会社が経営するプロダクションYAGヒューマンラボラトリーに就職保証。 YAG高等学部(3年課程)も全校に設置。
その他にも
・学費よみがえり制度
「入学取りやめの方へ納付学費を返還」
・マネープライズ制度
「毎月全学院生の努力度を審査し、30万円からの『奨励金』を贈呈」
・ダブルスタディ制度
「専攻学科以外を併学の場合、他学科の学費は全学免除」
・低額費・高品位教育
「地域によって学費がリーズナブルに」
主な卒業生声優
浅野真澄、浅野るり、井上麻理奈、小尾元政、桑谷夏子、斎賀みつき、酒井香奈子、櫻井孝宏、佐藤利奈、鈴木真仁、田中理恵、谷山紀章、徳永愛、仲西環、野川さくら、水樹奈々、望月久代 他多数(五十音順/敬称略)
wikipediaでは
代々木アニメーション学院のページただしデビューといっても、商業誌に作品が載るなどの世間一般で言われるデビューではなく、 オーディションを受けた、編集者に会った時点で、プロ活動をはじめたとデビューとみなし、 カウントされるようである)。
高い就職率は万年人手不足であるアニメ業界においてはあながち嘘とも言い切れないが、 かなりの実力を要する出版業界・声優業界では非常に疑問を持たざるを得ない数字である。
とある。
国がなんとかしてくれるので学院生はなんとかなるだろうね。
OBCと結構繋がっているが、OBC自体が万年赤字なのでね。
代アニ神戸校ができたときにみやむ〜のトークイベントが開かれるということでいってみたが、恐くて中に入れなかった。
そんな思い出のある代アニでしたw